神戸牛のもととなっている但馬牛は兵庫県の北部、但馬で育てられています。松坂牛、近江牛といった近畿圏のあらゆる牛肉のルーツとなっているのが但馬牛です。
但馬は自然豊かで牛の餌となる青草、乾草、稲、わらなども豊富で、農薬があまりかかっていない良いエサが与えられ、広大な土地で自由にストレスなくのんびりとした生活と、気候的に寒い土地なので脂肪がたっぷりの綺麗なさしが入った上等な肉質が作られます。
但馬牛の中で「未経産牛・去勢牛」「肉質等級:脂肪交雑のBMS値No.6以上」「歩留等級:A・B等級」「枝肉重量:450kg以下」といった厳しい基準がありそれを満たしたものが神戸牛として出荷されます。つまり、生きている神戸牛はいないのです。
但馬牛は牧場農家の人々にとてもかわいがって育てられています。朝来市の県北牧場にいる牛は帰って来いよーの演歌でお腹を空かせた牛たちがごはんをたべに牛舎に帰ってきます。そしてたっぶりのご飯を食べさせてもらい、時にはブラッシングしてもらったりと愛されて育っている牛たちなのです。
神戸牛はさしが多いですが、但馬牛として出荷されるお肉は比較的に赤みの肉が多い味の濃い肉が多いです。養父市関宮には羽淵精肉店という但馬牛が安く購入できる店があります。ぜひ但馬に来た際には立ち寄ってみてください。
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高級な牛肉と言えば但馬牛