今日はこの手法の誕生秘話をお話しましょう

今から○○の話をしよう、と言えばなんでもちょっとかっこよくなる

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ここ最近で感じた人生というもの

ついに会社を辞めた。
ありえない短納期で膨大な量の仕事を押し付けるようなパワハラ・モラハラ・セクハラの三拍子が揃った会社で、先輩方も40歳以上のゴリゴリの昭和頭。残業ありきで仕事をとるわ、仕事がなくとも残業をし給料泥棒するわ、、残業休日出勤への同調圧力がすさまじかった。20代の子もたまに入ってきていたが、そんな調子の会社だったのでみんなすぐに辞めていった。
私は約12年間働いてきた30歳だが、おかげさまで後輩もいなかった。
結果、睡眠障害、息苦しい、会社へ行きたくない、、朝起きれないという症状がどんどん出てきて、うつ病と診断された。
4ヶ月間休職したのちに辞めることとなった。私としては良いきっかけだったのかもしれない。ずっと辞めたいと思い続けながらも「お金がないと生活できない」「次の職を見つけるのに苦労する」そんな風に辞めることに恐怖を感じてずるずるあの会社にいたので、ようやく辞めれて清々したといった感じだ。
今考えるとあの時の私は正常な判断ができないくらいに追い詰められていたんだな、と思う。
働く場所は他にもあるし(就職先はまだ決まっていないけど)、お金に関しても有休を消化して傷病手当をもらったりして何とかなった。
2021年2月には、ずっと私を支えてくれていた彼氏と結婚し、夫と二人での暮らしを楽しんでいる。
先月は職業訓練校にてパソコンの勉強をし資格まで取ることができた。高校時代以来の勉強というものは楽しかった。
会社を辞める時は実際怖かったが(トラウマ的な意味でも)、休息期間を得れたことによってものの見方も変わってきたし、働き方や人間関係での気づきも多々あった。
職場には心に余裕のない人たちが多かった。そしてかくいう私もその空気に染まっていた。
あのまま井の中の蛙状態で働いていたらどうなっていたことか。
大げさでもなんでもなく、人生の分岐点であり休息をとるタイミングだったと思う。
あのころと比べたら充実もしているし幸せだ。
人生には時として立ち止まり、振り返って自分と周りを見直す時間が必要で、それは普通に過ごしているとなかなかできないことが多い。
私は病気がきっかけだったが、とても貴重な時間をもらったと思う。
そんな風に、30歳にしてようやくここまで考えれることができたのだった。
侍エンジニア 大学生

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